日本の電動アシスト自転車の規定につきまして
1.センサーについて
電動アシストの力をコントロールするためのセンサーとして、スピードセンサーとトルクセンサーがあります。スピードセンサーは車輪の速度を測り、トルクセンサーはペダルにかかる力を測ります。

■スピードセンサーの特徴
1.車速検知が目的
ホイールやモーターの回転数から走行速度を算出し、アシスト制御や速度制限に使用される。
2.構造が比較的シンプル
マグネット式やホールセンサー式が多く、低コストで故障しにくい。
■トルクセンサーの特徴
1.踏力(ペダルを踏む力)を検知
ペダルやクランク、BB軸にかかる力を直接測定し、ライダーの意図を把握できる。
2.自然なアシスト感
踏む力に比例してアシストが出るため、「人力が増幅された感覚」になりやすい。
3.高精度だがコスト高
センサー構造や制御が複雑で、主に中〜高価格帯や日本・EU向け正規モデルに採用される。
我が国の規定では、時速24km/h以上では電動によるアシストパワーはゼロにしなければなりません。また、あくまで人力を補助するという考え方から、ペダルを踏む力に対する比率としてアシストパワーの上限を定めています。

海外ではトルクセンサーを使わず、スピードセンサーだけを使ったe-bikeが多く見られますが、当店の商品はすべてトルクセンサーを使用し、規定に沿ったパワーとなるようコントローラーで制御しています。
2.モーターについて
電動アシストのためのモーターは、安全に連続して出し続けられる最大の電力(パワー)が決まっており、これを定格出力と言います。国内メーカーでは250W(ワット)が標準のため、これを越えたモーターは違反ではないかと誤解されている方もいるようですが、法律では定格出力について特に規定はありません。出力が大きいモーターは回転する力(トルク)が強く、坂道などを楽に上ることができます。ただしバッテリーの消耗は早くなります。

