電動アシスト自転車の注意事項

電動アシスト自転車は使い方を間違えると、十分なアシスト力を得られません。

そのための注意事項をご説明いたします。

1.タイヤの空気圧が適正であること

通常、納品時のタイヤの空気圧は低くしてあります。タイヤの空気圧が低いと、漕ぐのが重くなります。ゲージを使って計測しながら、タイヤに記載されている空気圧になるまで空気を入れましょう。

2.トルクエラーを防ぐ

ペダルの根元にトルクセンサーがあり、これがペダルを踏む力を感知して、モーターを制御しています。トルクセンサーは、電源を入れた際の力のかかり具合をゼロと認識するため、電源を入れる際にペダルを踏んでいると、ゼロ位置が上にずれて、実際の力よりも弱い力と判断し、アシスト力も弱くなってしまいます。

そのため電源を入れる際は必ず停止して、ペダルには足を乗せないでおく必要があります。また、走行中には電源を切らないようにしましょう。

出典:「二輪にのろーぜ!」様

3.タイヤの回転がスムーズであること

前後のタイヤを空回りさせて、しばらく回り続けるかチェックしてください。ディスクブレーキのパッドが当たっている場合は、自転車店等で調整してもらってください。

4.バッテリーを高温や低温にしない

電動自転車のバッテリーは熱に弱いので気温が高い中、長時間走行や長い坂道を登るなどするとバッテリーの温度が上がり制御のためにアシストが弱くなることがあります。また、バッテリーは低温にも弱く、気温10℃以下などの場合も保護機能が働いてアシスト力は低下します。